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乳がんの治療はこのようにして行われます

乳がんは年々増加傾向にあり、毎年女性16人に一人がガン宣告を受けています。食生活が欧米化に進むと当時に日本国内でも乳癌患者が増えてきました。特徴としては初期段階では自覚症状が全くない事です。自分で行うセルフチェックも、初期段階の1cm以下では発見することが難しいです。

 

腫瘍が大きくなるにつれてしこりがわかるようになり、乳頭からの分泌液や乳房にくぼみができる事があります。乳房にできる悪性腫瘍は1cmほどの大きさでも血管に浸潤してしまう事が有ります。早期発見の早期治療を行うためには、定期的にマンモグラフィーや乳腺エコー検査などを受診する必要があります。検査で異常が見つかった場合は、マントーム検査や針生体検査を行い、直接腫瘍細胞を採取して詳細な検査をします。

 

悪性と認められた場合はMRIやCTスキャンをし、腫瘍の範囲と大きさを確認します。それを基に温存手術ができるか、全摘出手術になるかと、他部位に転移をしていないかを調べます。乳癌は比較的進行もゆっくりな場合が多く、ホルモン治療や分子療法などの治療方法が確立されているので、治りやすいがんでもあります。近年では若年性乳癌も多く、20代になったら定期的に検査を受けるのが防衛手段です。

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