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AGA治療は皮膚科で受けることができます

AGA(男性円形脱毛症)は、一部の成人男性の間で蔓延している、髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。男性ホルモンの影響により起こる病気なので、実は女性がなることはありません。男性ホルモン以外にも、飲酒やたばこ、睡眠不足、ストレスなどの外的要因もAGAを進行させるので注意が必要です。

AGAを治療するなら、早めの治療が大切です。当然ながら若いうちの方が、治療効果が出る見込みも高くなるため、気付いたときや気になり始めたときに、善は急げとばかりに病院にかかる方が良いででしょう。

残念なことに、AGAは自然に治癒することはありませんが、AGA治療はいくつかの医療機関(近年では美容皮膚科、美容外科など)でも受けることができます。しかしながら、まずは皮膚科で治療してみるのがAGA治療を考えられている方々の中では、一般的なようです。

皮膚科で行われるAGA治療は処方薬のみとなります。処方薬の成分としては、プロペシア、ミノキシジルなどが挙げられます。プロペシアはもともと、前立腺治療薬として用いられていた薬です。処方すると毛の成長に作用したことから、AGA治療薬として用いられました。ミノキシジルは、もともと高血圧を下げるために作られた薬です。血管を拡張させて血流を良くするので、発毛の効果があるということが判明してからAGA治療に用いられるようになったのです。

しかし、ミノキシジルは、使ったときの身体の影響が大きいため、皮膚科では処方してもらえません。ミノキシジルを使いたい場合は、AGA専門クリニックへ通いましょう。AGA専門クリニックなら、皮膚科よりも高い効果が期待できます。皮膚科にしても、AGAクリニックにしても、継続的な治療が大切です。最近では、AGAの遠隔治療を行っているクリニックもあるので、近くに専門のクリニックが見つからない場合は探してみるのもよいかもしれません。

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