補聴器を使い始めるタイミングはいつからでしょうか？よく聞こえなくなってからという間違った意見が聞かれますがちょっとそれでは遅いです。実際には補聴器を使用するタイミングとして最適なのは聞こえづらくなったらです。本当に困ってからでは遅く、補聴器の効果を十分に受けることができなくなってしまいます。
早期装用するメリットとしては、生活音を維持し安心感を保てることです。装用が遅れることで心理的なダメージは大きくなります。更には、言葉を聞き取る能力を保つことに繋がります。補聴器をつけずに聞こえづらい状態のままでいると、音の脳に対する刺激が少なくなるため語音明瞭度（音を言葉として理解する力）が低下してしまいます。補聴器を用い、音の刺激を入れることが認知能力の低下防止になると言われています。また、難聴の症状が軽い内は有毛細胞の損傷が少ないため、補聴器による補聴効果も高い効果が期待できます。
補聴器のお勧めとしては、世界の補聴器市場でNo.1のスイス ソノヴァグループ製品です。フォナックとユニトロンという二つのブランドで製品は販売されていますが、日本ではフォナックの補聴器として知られているかと思います。世界で一番シェアが大きいだけあって、補聴器の機能・性能は間違いありません。基本的にフォナックの補聴器を購入しておけば、ほとんどの難聴に適合します。普通に考えて、難聴の程度はさまざまです。それにも関わらず世界で販売シェアNo.1ということは、いかにその補聴器が優れていて、あらゆる難聴に応じられるかを証明している以外の何物でもありません。日本の補聴器販売店ではほとんど取り扱いがあるはずですので、最近聞こえづらいなと思った人はフォナックの補聴器を試しにいかれてみるとよろしいかと思います。